〜家族との時間を大切にワークもライフも自分らしく〜
ワーク・ライフバランスとは、仕事と家庭や私生活を50：50でという考え方でもゆとりを持ってほどほどに働こうというものでもなく、私生活の充実により仕事がうまく進み、仕事がうまくいくことによって私生活も潤うという「仕事と生活の相乗効果を高める考え方と取組み」全般を指します。
私は、社会保険労務士として開業してから結婚、妊娠、出産という人生の転機を迎えました。子どもを出産した当日、お客様から「そろそろ出産だと思うので・・・」と電話をいただき「それが・・・今日出産しました」「えっ・・・」そんな会話から始まった私の仕事と育児の両立生活。出産とは究極にプライベートなことなのに、現在も仕事と育児、家庭の両立ができているのは仕事関係の方のたくさんのご協力も大きく、お客様のところへ子ども同伴で訪問したことも何度もありました。
子どもの成長とともに、子育てを通して学ぶことは多く子どもと接しながらこれは労務管理につながるのではないか、と気づかされることもあります。そのことが仕事へのアウトプットに繋がっています。いつも思うのは「家庭は小さな組織」。また、今まで自由に使えていた時間が制約されるようになり、限られた時間をどう使っていくのか、自分は社会保険労務士としてどうしていきたいのかと、より強く考えるきっかけをもらいました。
社会保険労務士は、企業に直接かかわることができ、そして信頼関係のもとにお客様のことを知り理解して、ビジネス上の課題を共有することができます。
従業員の育児と仕事の両立、人材定着、就業規則の見直し、人事評価制度の構築、メンタルヘルスに関することなど相談は多岐にわたります。
そのようなさまざまな課題を解決するために、ワーク・ライフバランスという取組みは企業にとっては必要であり、現在はワーク・ライフバランス支援を業務の一つの柱として活動しています。
ワーク・ライフバランスは企業にとっては経営戦略であり、個人にとっては人生戦略だと思います。私自身も実践しながら、経営者と従業員をつなぐ役割を担いながらワーク・ライフバランスを推進しています。
〜これから取り組んでみたいこと〜
弊事務所は、高知県いの町の緑に囲まれた自然の中にあります。私が生まれ育った場所でもあります。春には、父が還暦の時に植えた桜が毎年、満開の美しい姿を見せてくれます。子どもの頃は、この豊かな自然環境の良さが分からなかったけれど、大人になるにつれ当たり前に過ごせる自然の風景のありがたさに気づき、大事にしていきたいと思うようになりました。そんな恵まれた自然環境の中で、何かできることはないかとずっと思ってきました。
ちょっと家庭や職場から離れてリラックスできる居心地の良い場所。
あえて箱の中から飛び出して、緑あふれる中での学びの場。
そんな場作りを始めます。
